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オリジナルシルバーアクセサリーOEM提携工場紹介!
オリジナルシルバーアクセサリーOEM提携工場紹介!
弊社が提携しているシルバーアクセサリー工場(タイ)の作業風景です。
ではどうして、タイには、シルバーアクセサリー工場が多いのでしょう?
職人技の伝統、コストパフォーマンスの高さ、豊富な天然資源、そして経済支援などの要因が複合的に絡み合っているためです。
タイはシルバーアクセサリーと深い歴史があります。
13世紀頃から銀細工の伝統があり、王国や貴族の権威を示す装飾品に銀が用いられたのが始まりです。その後14世紀から18世紀にかけて東西の交易都市として、日本や中国、中東に銀を輸出した歴史があります。タイは古来より、東西交易の中継地として、銀製品は外国商人との取引品として価値を持った歴史があります。18世紀から現在に至るまで、バンコク王宮や寺院の装飾、仏具に銀が用いられました。タイの銀は王権や宗教と深く結びつき、発展しています。
タイ北部の山岳民族(チェンマイやチェンライ周辺)には古くから銀の産地であり、その豊富な銀資源で、少数民族、カレンシルバーで有名なカレン族やモン族らが代々受け継いだ銀工芸技術をもっています。引き継がれた技術でカレンシルバー等のアクセサリーや器等の食器、民族衣装の装飾を創り出しています。カレン族やモン族らが作る作品は、純度が高く繊細な彫刻や独特な紋様が特徴です。現在では、世界中に多くのファンがいるのも納得です。
20世紀以降になると、チェンマイを中心としたタイシルバーは観光客に人気となり、輸出産業としても確立しました。高級ブランドのアクセサリー工場の拠点をタイに作ったり、タイのシルバー工場にシルバーアクセサリーOEMを依頼するなど、世界中から信頼され「シルバー王国タイ」として現在に至っています。
観光と経済の結びつきがとても深く、観光客がシルバーアクセサリーを購入しその需要が職人技術や生活を支えています。私もチェンマイを訪れた際、工場を訪問したことがあります。工場と言うよりは、一般の民家で、数家族や集落で老若男女問わず培われた銀技術でカレンシルバーアクセサリーが作られていました。
チェンマイには「銀細工通り」があり、様々な工房やシルバーアクセサリーショップが並んでいます。
チェンマイに行かれた際は、ぜひ、立ち寄ってみて下さい。
ここで、タイシルバーの買い方のコツをご紹介
1、銀含有量の確認
・タイシルバーは、一般的にシルバー925が基本。アクセサリーに『925』『Sterling』と刻印されている
と安心です。カレンシルバーは基本的に刻印はありません。刻印がないシルバー925やカレンシルバー
を購入される際は、信頼のおけるショップで購入されることをおすすめします。
★政府認定ショップ→偽物が少なく、品質保証がある
★バンコク→シーロム周辺やジュエリーマーケット、シルバーアクセサリー問屋。
→専門店が多く、観光客で賑わっている。
2、価格の目安を知る(2025年9月17日、銀価格 1g=223.74円)
★ほとんどのシルバーアクセサリーは基本的に重量で計算されます。
プラスαで、デザインや細かい細工の商品は値段が高くなる傾向になります。また、カレンシルバー
では、ある一定の重さを超えるとさらに安くなりことがあるので、お店の方にお尋ねください。
★銀相場より、安い場合は銀メッキだったり純度が低かったりするので、要注意です。
さて、これまでタイとシルバーの歴史についてまとめてみました。
数年前、チェンマイのカレンシルバーの工場と隣接する資料館を訪れたことがあります。博物館内では、シルバーを加工する道具等が展示してありました。また、おそらく民族衣装に使われる豪華絢爛なシルバーの装飾品も展示されていました。厳重なショーケースに保管されていたため、歴史的にも重要なものであることに間違いありません。また、銀製品で作られている鎧も展示されていました。
タイとシルバーは歴史や生活、観光等、深く結びついています。バンコクを散策していても、シルバーアクセサリーの問屋やショップを多く見かけます。時にシャッターが閉まっている店舗があるため、通訳さんに尋ねたところ「店を開けなくても、シルバーアクセサリーOEMで生活が成り立っている」との事でした。世界中からのシルバーアクセサリーOEMを請け負っているので、納得せざるを得ません。シルバーアクセサリーOEMの信頼が高いことを物語っていますね。
オリジナルシルバーアクセサリーOEMやオリジナルアクセサリーブランド立ち上げ、中国OEMでお困りに際は、お気軽にご連絡下さい。
