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海外旅行の留意点~タイ編~

2025.09.21

海外旅行の留意点~タイ編~

新型コロナで海外旅行の規制もなくなり、日本国内もインバウンドの影響を受け観光地では多くの外国人を見かけるようになりました。2025年(令和6年)の外国人入国数は約4,034万人と統計が始まって以来、過去最高を記録。入国者の内訳では、お隣の国韓国が一番多く、次いで台湾、中国、アメリカとなっています。在留資格別としては、観光が最も多く、その次に留学や技能実習となっています。背景としては、国際線の増加や円安の影響が大きいとされています。

タイにおいても、日本人をはじめ様々な外国人を見かけます。

最近では、日本もスリ等の犯罪の報道もありますが、特にタイでは注意が必要です。

先日、友人がタイを訪れた時、一緒に行っていた友人がスリの被害にあったと言うのです。その友人は、たまたまリュックサックを後ろに背負っており、見事に財布のみ盗られていました。自由行動の後、集合場所に集まった際にリュックサックのファスナーが見事に開いており、リュックサック内を確認したら、お財布がない。中にはタイバーツや日本円、クレジットカードが入っていたため、タイに精通していた友人が警察に届け出をして対処したとの事。今回の事例は、友人が対応できたため、迅速な行動がとれましたが、個人で旅行した時等は通訳さんも同行してないことが多いため、対応が困難と思います。また、言葉も通じませんよね。こんな時、翻訳アプリをダウンロードしておくことをおすすめします。

日系のホテルでは、日本語が通じますが他のホテルでは、日本語が通じないことがほとんどです。

2025年1月にタイで泊まったホテルが最悪で、賑やかな音楽や話し声が夜通し、ガンガン響いていました。フロントに英語で原因を聞いてもタイ語で何を言っているか分からない。結局、一睡も寝ることができず、朝になり、原因が分かりました。隣がクラブだったのです。フロントにお願いして部屋を変更することができました。この時、英語の翻訳アプリしかダウンロードしていなかったのです。

タイを含め、海外へ行くときは翻訳アプリ、高額なキャッシュは持ち歩かない。使わないクレジットカードやキャッシュはホテルの金庫に保管すると被害が最小限に減らせることができます。

私も以前は、シルバーアクセサリー仕入れのため高額な現金を持ち歩いていました。しかし、現在は提携しているシルバーアクセサリー問屋さんとの信頼もあり、先に仕入れたいシルバーアクセサリーを注文しWISEを使い送金する方法をとっています。こうすることで現地でのスリのリスクも減らせますし、高額な現金を持ち歩かなくても商品を受け取ることができます。他にシルバーアクセサリーを仕入れる際は、1回目はある程度のシルバーアクセサリーを選んでおき、次の日に現金をもって買い付けします。理由としては、一日目の夜、本当に必要な商品なのか?と冷静に考え、2日目に必要最小限な現金をもって買い付けることで、無駄な出費やスリからの被害を最小限にできるからです。

タイの治安は良くなっていると言われますが、インバウンドで海外の方も多くなってます。自分の身は自分で守らなといけませんね。

また、タイあるあるで、タイには『タイ時間』があります(?)

最近では、少し鉱物(宝石)勉強をしようと思い、通訳さんとバンコクにあるジュエリートレンドセンターへ行った時の出来事。10時開店だったので、10時過ぎに現地に到着。ビルの扉は開いてしましたが、各フロアーのショップが開店していない。「?」店員さんもいない。通訳さんに確認したところ、「お昼にはお店が開きますよ」と笑顔で返事が。日本では、開店時間前に店内を掃除したり、ディスプレーを確認したりと開店準備をしますが、タイには日本のような文化がないのです。チャトゥチャックウィークエンドマーケットも時間になっても開店していないショップがたくさんありますよ。日本と同じような感覚で行動すると、「えっ!」と思うような出来事とたくさん出会います。サイト等では開店時間や閉点時間が記載してありますが、現地タイでは「タイ時間」があることをお忘れなく!

いつもの通訳さんが、今年6月に日本へ旅行で訪れた時「日本はすごい!町がキレイだし、渋滞もほとんどない、タクシーの車内もキレイで、電車や新幹線も時間通り来る!」と驚いていました。タイでは、渋滞もすごいので、決められた時間で行動される時は、BTS(バンコクスカイトレイン)がおすすめです。