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OEMで重要な品質管理とは?シルバーアクセサリーを長く輝かせるポイント
オリジナルブランドを立ち上げる上で、OEMによるシルバーアクセサリー製造を選ぶ企業が増えています。 しかし、同じ「シルバー925」でも品質や輝きに大きな差が出ることをご存じでしょうか? その鍵を握るのが品質管理。本記事では、OEMで見落とされがちな品質管理の重要性と、 アクセサリーを長く美しく保つためのポイントを解説します。
OEMでなぜ品質管理が重要なのか
OEMでは、依頼するブランド側が「製造を委託」する形になるため、製品のクオリティを左右するのは工場の品質管理体制です。 特にシルバーアクセサリーは、
・微細なキズや気泡の有無
・研磨のムラ
・ロウ付けや石留めの精度
といった細部の違いがブランドの信頼に直結します。
OEMメーカー選びでは、検品基準が明確か、製造工程に職人のチェックが入っているかを確認することが大切です。
シルバーアクセサリーの品質を左右するポイント
① 素材選定(Silver925の純度と安定性)
シルバー925は92.5%が銀、7.5%が銅などの金属です。 この割合が正確でないと、酸化しやすく変色しやすい製品になります。 OEMでは素材ロットの管理やインゴットの信頼性が重要です。
② 鋳造(キャスティング)の精度
鋳造時に発生する気泡やヒケ(へこみ)は、仕上がりの艶を損ないます。 高品質なOEM工場では、真空鋳造機や遠心鋳造を使用し、金属の流動性を高めて精度を上げています。
③ 研磨(ポリッシング)技術
シルバーの輝きは、職人の磨き技術に左右されます。 鏡面仕上げ、つや消し、バフ仕上げなど、デザインに合わせた磨き分けができるメーカーは信頼度が高いです。
④ コーティング・メッキ
ロジウムコーティングなどの表面処理は、変色防止に効果的です。 ただし、厚みが薄すぎると剥がれやすく、厚すぎると質感が失われます。 OEMでは「コーティングの厚み」や「メッキ工程の品質記録」も要チェックです。
OEMメーカーに求めるべき品質管理体制
- 材料のロット管理
- 製造工程ごとの検品記録
- 最終検品(目視+計測+重量確認)
- 品質保証書の発行
- 不良対応・再製作ポリシーの明確化
これらを社内で明文化しているOEMメーカーほど信頼できます。 また、定期的にブランド側が工場見学やサンプル確認を行うことも、品質維持に有効です。
長く輝きを保つためのブランド側の工夫
- 取扱説明書やケアカードを付ける
- 磨きクロスや保存袋をOEMとセットで制作
- アフターケア(再研磨・修理)サービスの導入
品質管理は製造だけでなく、「販売後のサポート」までを含めて考えることで、 リピーター獲得とブランド価値の向上につながります。
まとめ
シルバーアクセサリーのOEMにおいて、品質管理は“見えないブランド力”です。 素材・製造・仕上げ・検品──その一つひとつを丁寧に積み重ねることで、 お客様の信頼とブランドの輝きが生まれます。
「長く愛されるシルバーを作る」ことこそ、OEMの本当の価値。
シルバーアクセサリーOEMに関するご相談・お見積もりはお気軽に株式会社ハウロラへお気軽にご連絡ください。引き続き、シルバーアクセサリーの買い付けサポートも可能です。