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シルバーアクセサリーの仕入れは難しい?
シルバーアクセサリーの仕入れは難しいのでしょうか?
弊社が初めてタイを訪れたのは2019年7月。以前にも記載していますが、当時のシルバー1gの価格は60円前後。現在、2025年10月3日247.5円(過去最高)。約4倍の価格になっています。
①なぜ、ゴールドを始めシルバー価格が高騰しているのでしょうか?
投資家間でアメリカ連邦準備制度(FRB)が近い未来に利下げの方向へ動くのではないか?と予測されていたり、アメリカ政府機関の一部閉鎖やアメリカの債務や財政赤字に関する懸念もドルの信認低下につながる可能性をはらみ、金の魅力を高めています。
また、世界の中央銀行が金準備を増やす動きが継続しており、構造的な需要を押し上げていたり、ロシアウクライナ戦争の長期化や中東アジア地域の緊張やそれに関するエネルギー関連の不安定さ、資源リスク等世界的な不確実性が背景にあります。
供給側の制約として、採掘コストの上昇、鉱山開発の難化、既存金鉱の枯渇懸念等が供給を抑制する要因となっており、価格上昇の圧力となっています。
シルバー価格上昇の要因は以上だけではなく、様々な要因が絡み合い勢いをつけています。
②実際個人でシルバーアクセサリーの仕入れやシルバーアクセサリーOEMは可能なのでしょうか?
タイシルバーアクセサリーの仕入れは、現地に行かないと仕入れができません。
中国のように、アリババやタオパオのように世界を結ぶプラットホームが存在しないからです。
弊社においても、直接問屋さんへ足を運び、顔を覚えてもらい、毎回同じ通訳さんにお願いし、スムーな仕入れができるよう努力し、今に至っています。現在は、通訳さんと同行しなくても、店員さんが売れ筋をどんどん出してくれますよ。昭和的なお付き合いです。カタコトの日本語を話してくれます。
③では、タイの情勢はどうでしょうか。
2019年7月タイバーツ3.5円前後。2025年10月3日4.55円。為替レートもかなり上昇していることが分かります。宿泊するホテルにおいても、2019年は日本円で7,000円程度で割とおしゃれで安全なホテルに泊まれていました。しかし、ホテル比較サイトをみても、同じホテルで12,000円とかなり高くなっています。飛行機代も、2019年はタイ航空(福岡空港)往復7万円位が2025年では、8~9万円と高くなっています。タイ(バンコクやチェンマイ)は世界的な人気観光地であり、またインバウンドの影響もあり、値段を押し上げているのです。
バンコク4泊(1泊1万円)と往復飛行機代(9万円)と食事代(20,000円と想定)や移動費用を加えると、一回の仕入れで最低でも15万円が必要になります。それに、シルバーアクセサリーの仕入れ費用を加えると、相当な金額になりますね。これに、シルバーアクセサリーの仕入れツアーに参加すると10~20万円のコンサルティング料が必要になるので、かなりの高額になるのが分かります。
まだまだ、個人でシルバーアクセサリーを仕入れするには、大きな障壁があることが明確です。
弊社では、タイへ行く際は、必ずOEMパートナーへ足を運びます。
★個人でOEMパートナーを探すことは困難です。
依頼しているアクセサリーの進捗状況やこれから依頼するシルバーアクセサリーデザインの打ち合わせ等をします。膝を突き合わせるからこそ、信頼関係が構築されているのです。現在、シルバーアクセサリーOEMは立て込んでおり、4~5ヶ月程度時間を頂いております。
新型コロナの影響で約3年行動の制約があり、やっと自由に海外へ行くことができると思えば、世界的なインバウンドでホテル代や飛行機代の値上げ。それらに加えて、ゴールドをはじめシルバー価格の歴史的な高騰。個人でシルバーアクセサリーを仕入れるには、高い壁があります。ましてや、シルバーアクセサリーOEMは、どこがOEM工場なのか分かりません。
これから、オリジナルシルバーアクセサリーブランドを立ち上げたい、オリジナルシルバーアクセサリーOEMに挑戦したい、中国OEMに挑戦したい、スタートアップして間もないからシルバーアクセサリーの買い付けをお願いしたい等ございましたら、株式会社ハウロラへお気軽にご連絡ください。